ぼんやりとした
- S Mikaze
- 2022年11月23日
- 読了時間: 1分
文字、電飾、看板
歩く人、話す人、振り返る人
写真を撮る人、
ウィンドウにうつった
広がる街の残像
フレームのない曇り空は
気の進まないメニューに添えられた
サービスのコーヒーみたいな
気の抜けたときにこぼれ落ちる
ひとりぼっちの心地良さみたいな
最近流行りの服装はしらないし
運命的な出会いの仕方もわからないけれど
ぼんやりに溶け込む秘密は
神様から聞かされていて
まだ取り残されてるわけじゃないから、
ここにいられるんだ

Comments