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Entrekker
旅を愛するすべての人へ。
Entrekker は、実際の体験談を詩や言葉で綴ったブログです。
旅人のちょっとしたひと休みや、旅に出発するきっかけとして
ぜひ読んで みてください。
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天使の眠る庭
こんにちは、 Mikaze です。 長く蒸し暑い夏がずっと続いていましたが、どこかで涼しい夜風に乗って、秋虫の鳴き声が耳に心地よく聴こえてくるようになりましたね。 筆者もようやく背伸びをして外に出かけることができそうです。...
S Mikaze
2024年9月22日読了時間: 4分


長崎の廃墟探索
こんにちは、Mikaze です。 皆さんお元気に過ごしていましたか。 旅を終えてからずいぶん月日が経ちました。筆者は、故郷に帰ってからしばらく仕事に勤しんでいましたが、この旅の記録を、ふと宝箱の蓋を開けるような気持ちで思い出しました。自分一人で大事にしまっておくにはもったい...
S Mikaze
2024年8月4日読了時間: 9分


山岳信仰の遺跡
こんにちは、Mikaze です。 如月も終わりに近づき、少しずつ春の兆しが見えてきました。 筆者は先日まで日本列島の太平洋側を旅していたのですが、梅の花が仄かな香りを纏って花開いていました。可愛らしい梅色にも様々な種類があって、へえこんな花もあるのか〜と場所を転々としながら...
S Mikaze
2024年2月25日読了時間: 9分


出雲の奥地 鬼の舌震
こんにちは、Mikaze です。 お正月を過ぎまして、本格的な師走の寒さが続いていますね。 今年は暖冬…のようですが、それでも0℃近くまで下がると体の芯が冷たくなります。 ここまでいくといっそのこと雪が降ってほしいものです。...
S Mikaze
2024年1月18日読了時間: 7分


東京田舎編:暑さを凌ぐ
こんにちは、Mikaze です。 8月に入りまして、真夏の暑さ絶好調ですね。 東京は特にヒートアイランド現象が凄かった… さて、そんな暑さを凌ぐために私が求めたのは、水の流れる涼しい場所。 今回は穴場スポットとも呼べる良い場所を見つけたので、紹介します。...
S Mikaze
2023年8月9日読了時間: 2分


岩ときどき花
皆さんこんにちは!Mikaze です。 蒸し暑い日が続きますね。 今年はうちわで乗り切るつもりなんですが… 果たして大丈夫でしょうか。 旅は変動していて、1つの都道府県1週間と決めていたのですが、少し短くする事も増えてきました。...
S Mikaze
2023年7月4日読了時間: 7分


吾妻峡と岩櫃山
こんにちは、Mikaze です。 今回は筆者、群馬県に行ってきました。 そこで驚きを隠せなかった素晴らしい景観を紹介します。 ドライブでふらっと立ち寄るだけのつもりだったのですが… 思わず車を停め、足を止めて、その自然に入り込んでしまいました。...
S Mikaze
2023年6月22日読了時間: 5分


北海道ご当地動物との出会い
こんにちは、Mikaze です。 ついに、北海道の地へ足を踏み入れ、ぐるっと周回、最北端から道東、道南…とても長い距離を車で走ってきました。 いやぁ、本当に長かった。 ドライブ好きの私も、半日以上の運転でさすがに気が滅入りました。...
S Mikaze
2023年5月19日読了時間: 5分


火山の軌跡に思いを馳せる
こんにちは、Mikaze です。 今回は、秋田県の旅路で見つけた火山の跡に焦点を当てて、紹介したいと思います。 秋田県は山形県につながって日本がまだ海の底だった時代の名残、鳥海山の岩なだれがつくった地形や、海底火山から生まれた奇怪な岩などの痕跡が残っていました。...
S Mikaze
2023年5月1日読了時間: 4分


遊佐町の自然に魅了される
こんにちは、Mikaze です。 今回は、山形県の北に位置する町、遊佐町 (ゆざまち) の自然を2つ紹介します。 山形県は自然豊かな場所が多いですが、私はこんなに面白く美しい景色を初めて見たので、とても感動しました。 それでは、どうぞご覧ください。 1....
S Mikaze
2023年4月24日読了時間: 3分


吊り橋
にっちもさっちもいかない 転がる自分の影をひろって 赤い吊り橋をそろそろと歩く その先は行けそうにない 飛び越えられそうにない 頭がそろり揺らされながら 差し込む光のそばでうずくまる 下は怖くて見下ろせそうにない 上はまぶしくて見開けそうにない しかしなんだ...
S Mikaze
2023年2月10日読了時間: 1分


移り葉
人気のない大きな駐車場で 溢れんばかりのいのちが 私に囁いては揺れている 小さな者も、青々とした者も 大きな者に負けないくらい主張して もっとわたしをみてよって もっとこの手を広げてみてよって もうすぐ全ての色が落ちることも 落ちて白色に包まれることも 受け入れているんだ、...
S Mikaze
2022年12月7日読了時間: 1分


うつろい
穴あきのわたしには ちょっとした特技がある それは 黄金の光を透かすこと みんなにゆっくり与えられる ちいさな輝きの時間に 光が溶け合って それはもう、 美しい存在になれるけれど 穴あきのわたしには それなりに時間がかかって やっと、 照らされたあかつきには...
S Mikaze
2022年11月15日読了時間: 1分


滝の下
叫びたい 大嫌いなことも、つらいことも 大好きなことも、愛していることも いつもわたしは 小さく掠れた声で呻くようで 大勢の中に紛れてかき消されてしまう 叫びたい 繋がっているこの命を 生きているこの確かな感覚を 偉大な世界を全身に浴びて いつものわたしのように...
S Mikaze
2022年10月17日読了時間: 1分


焚き火
試しにやってみることは とても勇気がいることだ 失敗と後悔を恐れているのは 炎のように長く生き続ける術を知らないから どうにかして燃え広がった魂によって 腹一杯に食べられる料理が出来た 寒さをしのぐ灯火が出来た 我ながら充分だと思う 充分な成果である...
S Mikaze
2022年9月28日読了時間: 1分


羅漢像
数多の羅漢像が人間味のある表情を浮かべる中 一際微笑む老人の顔が私の目を奪って離さなかった 長い年月の経つその姿形は 苔にびっしりと覆われ、雨粒を遮る木陰の下で一層の貫禄を漂わせる 対してその表情は軽く朗らかで まるで生きているかのようだ 老人は埃まみれの私を見透え...
S Mikaze
2022年6月6日読了時間: 1分


発見
何十億年先の 我々のいなくなった頃 目の前にある光景は同じ姿形をしているだろうか それらは原型をとどめているだろうか どんなものに生まれ変わっても愛せるものはあるだろうか 例えば、小さい頃の楽しい思い出の詰まった公園は 大人になった自分には あまりにも小さな場所だった...
S Mikaze
2022年5月1日読了時間: 1分


遭遇
織りなす色は繊細に紡がれ 瞳にその彩りを描いて残す 鮮明な配色は、森が得意な光の粒 言葉にできない色たちが 緑の枠を超えて集う 水面に映るは、絵筆を落として染み込んだ空想の世界 釣り人はそこに糸を垂らし、沈黙の中を彷徨う 心は水面のように揺れて...
S Mikaze
2022年4月30日読了時間: 1分


森とわたしと
染み込んでいく 緑の静けさ 水の流れが 心を踊らせ わたしは偉大ないのちの息吹を 体に浸透させている 足取りは軽く ひとりでに歌を口ずさむ ああ、なんてしっかり生きている ああ、これ以上の安らぎはなく これ以上の喜びはなく しかし 言葉にできた歌はひとつだけ...
S Mikaze
2022年4月13日読了時間: 1分
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