日本海を語る水族館 うみがたり
- S Mikaze
- 2023年4月15日
- 読了時間: 4分
更新日:2023年4月16日
こんにちは、Mikaze です。
今回は、私が日本一周をスタートして最初に訪れた場所、「うみがたり」を紹介します。
「うみがたり」は、新潟県上越市にある上越市立水族博物館です。
友人が以前に、とても綺麗な水族館だったと言っていたのを思い出して、実際に行ってみることにしました。
詳しいアクセス方法は、一番下の概要欄のうみがたり公式HPをご覧下さい。
それでは早速、紹介していきましょう。
うみがたりの魅力
1. 透き通った美しい水槽

まず目につくのは、水族館に入ってすぐに現れる透き通った水槽です。
今にも触れられそうなくらい境目の見えない水槽が、魚との距離をとても身近に感じさせてくれます。
水槽の形は様々で、ひし形だったり五角形だったり、円柱だったり…
まるで大きな岩場から覗き込んでいるような錯覚になります。

日本海上越沖の、寒帯域を回遊するサケと、温帯域を回遊するブリがどちらも見られる海域を再現した水槽、大水槽に設けられた360°アクリルガラスの海中トンネルなど、展示の仕方にも工夫が凝らされています。
2. 日本海を壮大に体感する

イルカスタジアムから見た展望
水族館にまさか絶景スポットがあるなんて。
と、驚いた場所は「日本海テラス」と呼ばれる3Fの開放された空間。
下には新潟の海を象った大水槽、その向こうには一面に日本海が広がっていて、一望することができます。今回は生憎の曇り空でしたが、天気が良ければもっと綺麗でしょう。
日本海の波音や風を感じながら、水面の揺らぎやキラキラ差し込む陽の光を眺めるのが最高の一時です。
また、「日本海テラス」のすぐ隣に「イルカスタジアム」があります。これは2Fのイルカショーの真上に当たる場所で、イルカが元気よく飛び跳ねていました。
ここではバンドウイルカたちのドルフィンパフォーマンスを見ることができるようです。
パーフォーマンス以外の時でも、イルカたちはのびのびと遊泳しているので、日が沈む夕暮れには日本海をバックにジャンプするイルカが見れるかもしれません。
とてもロマンチックで素敵ですね。
3. 生き物たちのロマン

深海でくらすザラビクニン
日本海に暮らすイカやタコ、くらげや熱帯魚など、私たちの身近にいる海の生き物たち。
海にきらめき互いに共存し合う様子が、通常よりも魅力的に映っているように感じました。例えば、アオリイカは、ゆったりとふわふわ泳ぐクラゲとはまた違っていて、ヒレを滑らかに動かしながら透き通った体で颯爽と泳いでいるのです。それがなんとも言えない美しさ。
また、普段見る事のできない深海魚も、実際に泳いでいるところを間近で見れるので、非常に興味深かったです。深海魚独特の奇怪な姿は、じっと見ていると海の神秘、地球の進化の過程を感じさせてくれます。
それから、2Fには「マゼランペンギンミュージアム」というのがあります。
今回は新潟県で鳥インフルエンザが発生したため、残念ながらお目にかかることはできませんでしたが、うみがたりは飼育数日本一を誇るマゼランペンギンたちがいます。
一大生息地であるアルゼンチン共和国のブンタ・トンボを再現した展示エリアとなっており、ペンギンたちの生き生きした様子を観察できます。
1Fの屋内エリアでは、ペンギンたちが水中で泳ぐ姿も見れるようです。
今度訪れた際は、是非とも可愛らしいペンギンたちに癒されに行きたいですね。
0. 生き物の骨格標本

水族館を徘徊中、点々と生き物の骨格標本が展示されていました。
ガラス瓶に入った生き物は、ホルマリンやその他の薬物によって内側の色がそのまま現れているようです。ちょっと怖い、けれどもちょっと美しい。そんな不思議な姿を目の当たりにすることができました。

子供の頃の理科の実験を思い出して、ワクワクしましたね。
実験室に並んでいる生き物たちのような。
でも、家で飾っていたら危ない奴だと思われそう。
まとめ:日本海を語り尽くして

イルカショーのお姉さんとバンドウイルカ
うみがたりは、日本海に住む生き物を知るのにとても良い場所だと思います。
浅瀬に住む生き物から深海魚まで、多種多様な海の生き物の様子を垣間見ることができ、生育環境も本物に近い形で再現されています。
また、美しいイルカショーや日本海テラスなど、意外と大人が見ても楽しめるような場所が多く、一見の価値がありました。
展示の仕方にもこだわりがあり、海の中をゆっくり覗き見ているようなロマンチックさがあります。
皆さんも上越市に足を運んだ時は、ぜひ訪れてみてください。
参考リンク、アクセスなど
公式HPはこちら⇩
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