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窓辺

  • 執筆者の写真: S Mikaze
    S Mikaze
  • 2022年4月28日
  • 読了時間: 1分

お気に入りのサボテン

砂浜で拾った綺麗な石


ちいさなものを並べると

ちいさな幸せを感じられた

外は柔らかい光を内側に届ける

私はそっと目を開けて その温もりに肌をうずめた

何も無かったかのような顔をして

窓の向こうの花は微笑む

小鳥のさえずりは心地よい子守唄のよう

優しい世界は私を包み

今、この瞬間を

淡い夢心地の現実に浸す


少し冷たい風が入って そろそろ起きてって囁いてる

そうだ、

温かい紅茶を淹れよう

そしてこの退屈しない世界に乾杯しよう


そろそろ起きるよって

私はゆっくり返事をした



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